中米貿易と綿紡績市場観察（6.5-6.11）

6月5日-11日、現物市場価格は基本的に前の週の水準を維持し、全体的に安定しています。国内市場は引き続き暖かさを取り戻して、国際疫病は持続的に発酵して、多くの国はすでに経済を再起動すると宣言しましたが、対外貿易の注文が回復するにはまだ時間が必要です。

要点をかいつまんで回顧する

税関総署の6月7日の統計速報によると、今年1月から5月にかけて、全国の織物衣料品の累計輸出総額は961.6億ドルで、前年同期比1.17%下落した。このうち、織物の累計輸出額は579.5億ドルで、同21.3%増（人民元で同25.5%増）、アパレルの累計輸出額は382.1億ドルで、同22.8%減（人民元で同20.3%減）となった。

米国時間2020年6月8日、米国貿易代表事務所（USTR）は第5陣3000億ドルの関税加算商品リストの下の製品排除公告を発表し、新たに34項目の除外商品を追加しました。そのうち、8種類の紡織服装製品（完全排除）が含まれます。除外された製品は米国に輸出する時にもう7.5%の関税を課されません。この公告で明らかにされた除外された製品の有効期限は2019年9月1日から2020年9月1日までです。

市場価格動態

6月5日-11日は、現物市場価格がほぼ安定しています。先物市場では、国内の鄭綿の主力契約（CF 209）は6月11日の決算価格は11975元/トンで、木曜日の決算価格より215元/トン上昇しました。米綿先物（ICE 2012）は、6月10日の決算価格は60.32セント/ポンドで、前の週に比べて約0.5セント上昇しました。国内の現物市場から見ると、6月11日、国内3128 Bの綿花価格指数は12220元/トンで、前の週に比べて全体的に約150元/トン伸びました。純綿32本の普梳紗価格指数は18700元/トンで、比較的安定しています。