ベトナムはバングラデシュに代わって世界第2位の織物衣料輸出国となった

ベトナムの「ベトナム+」8月3日付報道によると、fashionunited.deニュースサイトは8月2日、世界貿易機関が発表した2021年版世界貿易統計を引用して、ベトナムはバングラデシュを上回り、世界第2位の織物・衣服輸出国となったと報じた。

ベトナム通信社のドイツ駐在記者によると、2020年のベトナムの織物衣料の輸出額は前年同期比6.4%増の290億ドルに達した。10年来、ベトナムの世界での織物衣料の輸出シェアは増加している。一方、バングラデシュでは、2020年に繊維製品の衣料品が前年同期比6.8%から6.3%に減少した。これは、ベトナムがバングラデシュを抜いて、中国に次ぐ世界第2位の織物衣料輸出国になったことを意味している。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの西側輸入業者が契約をキャンセルしたり、支払いを延期したりしているため、バングラデシュの複数の織物衣料生産工場が閉鎖され、生産量も大幅に低下している。

2019年にベトナムはEUと自由貿易協定に署名し、ベトナムのEUへの輸出促進に役立った。通貨市場が下落したとき、ベトナムの通貨はドルに対してあまり変動しなかった。ベトナムの社会政治生活はバングラデシュやインドなどの国よりも安定しており、人々はより良い教育や医療インフラの条件を持っている。また、中国と隣接しているため、ベトナムは原材料や生産機械の供給を探す上で優位に立っている。